これから数回に分けて放課後等デイサービスについてお話しさせていただきます。
今回はまず放課後等デイサービスとは何かというところからお話しをさせていただきます。
- 放課後等デイサービスとは
- 利用対象
- サービス内容
- 利用料
1.放課後等デイサービスとは
放課後等デイサービスとは、障がいを持っているお子様や発達に特性を持っているお子様が、授業終了後や長期休暇中に通うことができる福祉施設です。
生活をしていくための訓練や学習のサポートはもちろん、楽器やパソコンなど習い事に近い施設や専門的な療育を受けることができる施設もあります。
2.利用対象
原則として、小学校・中学校・高等学校に通っている児童の6歳~18歳の方になります。
ただし引き続きサービスを受けなければその福祉を損なう恐れがある場合は、満20歳に達するまで利用することが可能です。
3.サービス内容
サービス内容として3つにわけることができます。
◎習い事型
運動や楽器の演奏、書道や絵画などのプログラムに特化した施設です。
楽器を習う、体操教室に通うような感覚になります。また、就労を見据え、PC作業訓練を行う施設もあります。
◎学童保育型
習い事型のように特定のプログラムに特化しておらず、掃除や料理、服の畳み方など、生活に必要な能力を養う時間と、自由に宿題をしたり、遊んだりする内容になります。
◎療育型
専門的な療育を行っている施設です。行動面、学習面、コミュニケーション面など様々な角度から個人に合わせた療育を行います。ソーシャルスキルトレーニングや独自の療育プログラムが組まれていることが多く、施設によっては作業療法士など専門資格を保有している人がいる施設もあります。
4.利用料
地区町村から受給者証を取得することができれば、通所の申し込みができます。
申し込みができれば1割負担(上限額あり↓)でサービスを受けることができます。
利用料金は自治体によって定められておりますが、利用者の負担は1回あたり750円~1,200円になります。
非課税世帯(生活保護や低所得など) | 0円 |
世帯所得約900万円までのご家庭 | 4,600円 |
世帯所得約900万円以上のご家庭 | 37,200円 |
今回は放課後等デイサービスの概要についてお話をさせていただきました。
そして今月は放課後等デイサービスの建物のお引渡しがございますので、そのときの様子や
運営するにあたってのお話も順次アップさせていただきます。
もやっておりますのでぜひチェックしてください♩